4.1 機能
adbcancelコマンドを実行すると,APまたはコマンドからの処理要求を受けて動作しているHADBサーバの処理を強制終了し,HADBサーバからコネクションを切り離すことができます。
APまたはコマンドが異常終了などによって終了しているのに,HADBサーバの処理が終了しない場合に,adbcancelコマンドを使用します。
なお,APがトランザクションを実行しているときにadbcancelコマンドを実行した場合,トランザクションをロールバックしたあとにHADBサーバからコネクションを切り離します。
実行中のコマンドを中断(強制終了)する場合も,adbcancelコマンドを使用します。コマンドの中断(強制終了)手順については,「1.8 実行中のコマンドを中断(強制終了)する場合」を参照してください。
- ■マルチノード機能を使用している場合
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全ノードでadbcancelコマンドを実行できます。
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SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを実行しているトランザクションを強制終了する場合は,SQLメインノードまたはSQLサブノードのどれかのノードでadbcancelコマンドを実行してください。
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