2.3.1 特定の日付の範囲のデータを含むチャンクをアーカイブする場合
次に示す条件で,表に作成された特定の日付の範囲のデータを含むチャンクをアーカイブします。
-
実表TABLE01はアーカイブマルチチャンク表である
-
実表TABLE01のアーカイブレンジ列のデータ型がDATE型である
-
実表TABLE01に作成されたチャンクのうち,アーカイブレンジ列の値が,2011年01月01日〜2011年12月31日の範囲のデータを含むチャンクをアーカイブする
このとき,次に示す手順でadbarchivechunkコマンドを実行します。
- 手順
-
-
アーカイブチャンクオプションファイルを作成する
-
adbarchivechunkコマンドを実行する
-
各手順の例を以降で説明します。
(1) アーカイブチャンクオプションファイルを作成する
アーカイブチャンクオプションファイルを作成して,アーカイブチャンクオプションを指定します。
- アーカイブチャンクオプションファイルの指定例
-
set adb_arcv_rthd_num = 9 ...1 set adb_arcv_scan_buff_size = 64 ...2
- [説明]
-
-
adbarchivechunkコマンド実行時に使用する処理リアルスレッド数を指定します。
-
表データの検索結果を保持するバッファのサイズを指定します。
-
(2) adbarchivechunkコマンドを実行する
adbarchivechunk -u ADBUSER01 ...1 -p '#HelloHADB_01' ...2 -z /home/adbmanager/archive_file/env01.txt ...3 -r 2011/01/01-2011/12/31 ...4 TABLE01 ...5
- [説明]
-
-
adbarchivechunkコマンドを実行するHADBユーザの認可識別子を指定します。
-
-uオプションに指定した認可識別子のパスワードを指定します。
-
「(1) アーカイブチャンクオプションファイルを作成する」で作成したアーカイブチャンクオプションファイルの絶対パス名を指定します。
-
アーカイブするチャンクの日付の範囲を指定します。
-
処理対象表を指定します。
-