48.2.1 指定形式およびオプションの説明
- 〈この項の構成〉
(1) 指定形式
adbupddmk -u 認可識別子 〔-p パスワード〕 現在のHADB暗号鍵ファイル名※ 新しいHADB暗号鍵ファイル名※
- 注※
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現在のHADB暗号鍵ファイル名および新しいHADB暗号鍵ファイル名は,必ずオプションの最後に,上記の順で指定してください。
(2) オプションの説明
- ●-u 認可識別子
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〜〈文字列〉((1〜100バイト))
adbupddmkコマンドを実行するHADBユーザの認可識別子を指定します。adbupddmkコマンドを実行するには,次の2つの権限を持っている必要があります。
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暗号管理権限
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CONNECT権限
このオプションに指定する認可識別子は,1~100バイトの範囲で指定してください。ただし,認可識別子を囲む二重引用符は,1~100バイトには含みません。
- 重要
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認可識別子の文字列中に英小文字または\がある場合は,認可識別子の指定規則を必ず確認してください。認可識別子の指定規則については,「1.4.2 認可識別子およびパスワードの指定規則」を参照してください。
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- ●-p パスワード
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〜〈文字列〉((1〜255バイト))
-uオプションに指定した認可識別子のパスワードを指定します。
- 重要
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パスワードの文字列中に,二重引用符(")やストローク(|)など,OSやシェルが別の意味で使用している文字がある場合は,パスワードの指定規則を必ず確認してください。パスワードの指定規則については,「1.4.2 認可識別子およびパスワードの指定規則」を参照してください。
なお,このオプションを省略してadbupddmkコマンドを実行すると,パスワードの入力を求める応答メッセージが表示されます。バックグラウンドで実行する場合など,標準入力からパスワードを入力できない環境では,このオプションを省略しないでください。
- ● 現在のHADB暗号鍵ファイル名
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〜〈OSパス名〉((2〜510バイト))
現在使用中のHADB暗号鍵ファイルの絶対パス名(サーバ定義adb_crypto_dmkey_pathオペランドに指定されている絶対パス名)を指定します。
指定できるのは,adbmkdmkコマンドで作成されたHADB暗号鍵ファイル,またはadbinitコマンドで作成されたHADB暗号鍵ファイルです。
- ● 新しいHADB暗号鍵ファイル名
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〜〈OSパス名〉((2〜510バイト))
新しく使用するHADB暗号鍵ファイルの絶対パス名を指定します。
指定できるのは,adbmkdmkコマンドで作成されたHADB暗号鍵ファイル,またはadbinitコマンドで作成されたHADB暗号鍵ファイルです。