47.5.1 最初に確認すること
次に示すメッセージが出力されているかどうかを確認してください。
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KFAA50225-E
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KFAA96606-E
これらのメッセージが出力されている場合は,コマンドのオプションや,アンアーカイブチャンクオプションの指定に誤りがあります。コマンドのオプションまたはアンアーカイブチャンクオプションを修正したあとに,adbunarchivechunkコマンドを再実行してください。
上記のメッセージが出力されていない場合は,異常終了した原因を取り除いたあとでadbunarchivechunkコマンドを再実行してください。詳細については,「47.5.2 adbunarchivechunkコマンドの中断タイミングごとの対処方法」を参照してください。
なお,-cオプションの指定の誤りについては,「47.2.1 指定形式およびオプションの説明」の「(3) -cオプションの指定が原因のエラー」を参照してください。
また,-rオプションの指定の誤りについては,指定した範囲指定の種類によって,次に示す個所をそれぞれ参照してください。
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日付の範囲指定を指定した場合
「47.2.1 指定形式およびオプションの説明」の「(4) -rオプション(範囲指定)の詳細」の「(a) 日付の範囲指定」の「表47‒5 日付の範囲指定の指定内容に誤りがある場合に出力されるメッセージIDと,考えられる誤り」を参照してください。
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時刻の範囲指定を指定した場合
「47.2.1 指定形式およびオプションの説明」の「(4) -rオプション(範囲指定)の詳細」の「(b) 時刻の範囲指定」の「表47‒7 時刻の範囲指定の指定内容に誤りがある場合に出力されるメッセージIDと,考えられる誤り」を参照してください。
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時刻印の範囲指定を指定した場合
「47.2.1 指定形式およびオプションの説明」の「(4) -rオプション(範囲指定)の詳細」の「(c) 時刻印の範囲指定」の「表47‒9 時刻印の範囲指定の指定内容に誤りがある場合に出力されるメッセージIDと,考えられる誤り」を参照してください。
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固定長文字列の範囲指定を指定した場合
「47.2.1 指定形式およびオプションの説明」の「(4) -rオプション(範囲指定)の詳細」の「(d) 固定長文字列の範囲指定」の「表47‒10 固定長文字列の範囲指定の指定内容に誤りがある場合に出力されるメッセージIDと,考えられる誤り」を参照してください。
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10進数の範囲指定を指定した場合
「47.2.1 指定形式およびオプションの説明」の「(4) -rオプション(範囲指定)の詳細」の「(e) 10進数の範囲指定」の「表47‒11 10進数の範囲指定に誤りがある場合に出力されるメッセージIDと,考えられる誤り」を参照してください。
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整数の範囲指定を指定した場合
「47.2.1 指定形式およびオプションの説明」の「(4) -rオプション(範囲指定)の詳細」の「(f) 整数の範囲指定」の「表47‒12 整数の範囲指定の指定内容に誤りがある場合に出力されるメッセージIDと,考えられる誤り」を参照してください。
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浮動小数点数の範囲指定を指定した場合
「47.2.1 指定形式およびオプションの説明」の「(4) -rオプション(範囲指定)の詳細」の「(g) 浮動小数点数の範囲指定」の「表47‒13 浮動小数点数の範囲指定の指定内容に誤りがある場合に出力されるメッセージIDと,考えられる誤り」を参照してください。
- 重要
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adbunarchivechunkコマンドの再実行時,-cオプション,および-rオプションの指定の範囲は,基本的に変更しないでください。変更すると,チャンクのアンアーカイブ処理が行われるチャンクが変更になる場合があります。この場合,異常終了したadbunarchivechunkコマンドでアーカイブ状態が解除されなかったチャンクに対して,adbunarchivechunkコマンドを再実行しても,再実行時に解除処理が行われないおそれがあります。