1.4.3 表名の指定規則
コマンドの引数に表名を指定する際の指定規則について説明します。
(1) 表名に英小文字がある場合の指定規則
コマンドの引数に指定する表名に英小文字がある場合,次のどちらかの形式で指定してください。
-
スキーマ名および表識別子をそれぞれ\"(バックスラッシュと二重引用符)で囲む
(例)表名が「ADBUser01.Table01」の場合
\"ADBUser01\".\"Table01\"
-
スキーマ名および表識別子をそれぞれ二重引用符(")で囲み,さらに表名全体をアポストロフィ(')で囲む
(例)表名が「ADBUser01.Table01」の場合
'"ADBUser01"."Table01"'
上記のように指定しないと,スキーマ名および表識別子の文字列はすべて英大文字と見なされます。例えば,「ADBUser01.Table01」と指定した場合,「ADBUSER01.TABLE01」と指定したと見なされます。
(2) 表名に\がある場合の指定規則
コマンドの引数に指定する表名に\(バックスラッシュ)がある場合,次のどちらかの形式で指定してください。
-
表名全体をアポストロフィ(')で囲む
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\の直前にエスケープ文字(\)を指定する
表名に英小文字がある場合は,1.の形式で指定してください。
- (例1)表名が「ADBUser01.Table\01」の場合
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'"ADBUser01"."Table\01"'
- (例2)表名が「ADBUSER01.TABLE\01」の場合
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'ADBUSER01.TABLE\01'またはADBUSER01.TABLE\\01