31.3　使用例

HADBサーバの状態を表示します。

例1（HADBサーバが通常モードで稼働している場合）

adbls -d srv
 
SVID   STATUS   START_TIME            MSGLOG_STATUS
5360   ACTIVE   2017/03/02 09:31:04   NORMAL

例2（HADBサーバが停止している場合）

adbls -d srv
 
SVID   STATUS   START_TIME            MSGLOG_STATUS
       STOP                           NORMAL

各出力項目の説明

SVID：

HADBサーバのプロセスIDが表示されます。

HADBサーバが停止中の場合は何も表示されません。

STATUS：

HADBサーバの状態が表示されます。

ACTIVE：稼働中（通常モード）
STOP：停止中
STARTING：開始処理中
STOPPING：終了処理中
ABORT：異常終了

マニュアルHADB　システム構築・運用ガイドの障害運用の障害発生時の対処の流れのHADBサーバが異常終了した場合の対処を参照して，対処してください。
QUIESCE：稼働中（静止モード）
OFFLINE：稼働中（オフラインモード）
MAINTNCE：稼働中（メンテナンスモード）
CHGMODE：稼働中（稼働モードの変更中）
STOPWAIT：終了待機状態
COREDUMP：コアファイル出力中
FORCE：強制終了

START_TIME：

HADBサーバの開始時刻が表示されます。

HADBサーバが停止中の場合は何も表示されません。

MSGLOG_STATUS：

HADBサーバのメッセージログファイルのステータス情報が表示されます。

NORMAL：正常状態
FALLBACK：縮退状態

メッセージログファイルを格納しているディスクの空き容量が少なくなったことをHADBサーバが検知したため，ディスクの空き容量に応じて出力可能な範囲でメッセージログを出力している状態です。この場合，メッセージログファイルを正常状態に戻す必要があります。メッセージログファイルを正常状態に戻す方法については，マニュアルHADB　システム構築・運用ガイドのメッセージログファイルの縮退状態を解除する方法を参照してください。