20.1 機能
adbinitコマンドは,HADBの初期設定時に実行するコマンドです。adbinitコマンドを実行すると,次の表に示すDBエリアが作成されます。
- 重要
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DBディレクトリ内にすでにDBエリアが存在する状態でadbinitコマンドを実行すると,すべてのDBエリア(データ用DBエリア以外のDBエリアも含む)が削除されます。そのあとで次の表に示すDBエリアが新規作成されます。
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特定のDBエリアの追加・変更を行いたい場合は,adbinitコマンドではなくadbmodareaコマンドを使用します。adbmodareaコマンドの詳細については,「35. adbmodarea(DBエリアの追加・変更)」を参照してください。
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項番 |
作成されるDBエリア |
説明 |
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1 |
マスタディレクトリ用DBエリア |
adbinitコマンドを実行すると自動的に作成されます。 |
2 |
ディクショナリ用DBエリア |
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3 |
作業表用DBエリア |
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4 |
システム表用DBエリア |
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5 |
データ用DBエリア |
初期設定オプションのadbinitdbareaオペランドで,作成するDBエリアを定義します。 |
なお,上記のDBエリアファイルとして,DBディレクトリ下のレギュラーファイルまたはブロックスペシャルファイル,どちらも割り当てることができますが,ブロックスペシャルファイルを割り当てることを推奨します。どちらを割り当てるかはadbinitコマンドの初期設定オプションで指定します。