Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


18.6 注意事項

  1. adbinfogetコマンドを実行するには,環境変数ADBDIRが設定されている必要があります。

  2. adbinfogetコマンドはHADBサーバの状態に関係なく実行できます。ただし,-gオプションを指定する場合は,HADBサーバの稼働中に実行してください。

  3. adbinfogetコマンドが異常終了した場合,トラブルシュート情報ファイルの出力先ディレクトリ下に作業用のディレクトリ(ディレクトリ名:adbinfo<コマンドの実行日時>)が削除されないで残ることがあります。この場合,OSのrmコマンドでこの作業用のディレクトリを削除してください

  4. adbinfogetコマンドの延長でHADBのコマンド(adblsコマンドなど)が実行されます。このコマンドの実行に失敗した場合,標準エラー出力またはメッセージログファイルにエラーメッセージが出力されます。この場合,出力されたエラーメッセージを参照してエラー要因を取り除いて,そのあとにadbinfogetコマンドを再実行してください。

  5. adbinitコマンドの実行中にadbinfogetコマンドを実行しないでください。実行した場合,adbinitコマンドまたはadbinfogetコマンドの延長で実行されるコマンドが異常終了したり,不正なトラブルシュート情報を取得したりすることがあります。

  6. サーバ定義の指定内容によっては,detail版のトラブルシュート情報ファイルの取得に非常に時間が掛かることがあります。トラブルシュート情報ファイルの取得を中止する場合は,[Ctrl][C]キーや,OSのkillコマンドなどでadbinfogetコマンドのプロセスを終了してください。その後,adbinfogetコマンドに-lオプションを指定し,mail版およびlight版のトラブルシュート情報ファイルを取得するようにしてください。