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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


18.1 機能

adbinfogetコマンドを実行すると,障害原因を調査するためのトラブルシュート情報ファイルを取得できます。また,トラブルシュート情報の出力や,取得するトラブルシュート情報ファイルの出力容量の算出も行えます。

重要

マルチノード機能を使用している場合,adbinfogetコマンドを実行したノードに関するトラブルシュート情報の出力,トラブルシュート情報ファイルの容量見積もり,およびトラブルシュート情報ファイルの取得を行います。そのため,マルチノード機能を使用している場合に障害が発生したときは,全ノードでadbinfogetコマンドを実行して,トラブルシュート情報ファイルを取得してください。

HADBサーバの稼働中に出力されたメッセージの対策方法に,「弊社問い合わせ窓口に連絡してください。」とある場合,このコマンドを実行してトラブルシュート情報ファイルを取得します。adbinfogetコマンドでトラブルシュート情報ファイルを取得する際の流れを次の図に示します。

図18‒1 adbinfogetコマンドでトラブルシュート情報ファイルを取得する際の流れ

[図データ]