43.1.2　adbunarchivechunkコマンドが使用するスレッドの関係

adbunarchivechunkコマンドは，次の処理で処理リアルスレッドを使用します。

1. 表データの格納（アーカイブファイルの読み込み），作業用一時ファイルの作成，およびレンジインデクスの作成

   処理リアルスレッドを1つ以上使用します。

2. B-treeインデクスおよびテキストインデクスのレコードのソート

   処理リアルスレッドを1つ以上使用します。

3. B-treeインデクスおよびテキストインデクスの作成

   処理リアルスレッドを1つ以上使用します。

4. コマンドの処理経過の出力

   処理リアルスレッドを1つ使用します。

処理1～処理3は順に実行されます。処理4は，処理1～処理3の実行中，常に実行されます。

adbunarchivechunkコマンドが処理リアルスレッドを使用する処理を，次の図に示します。上記の番号は，図中の番号に対応しています。

図43‒2　adbunarchivechunkコマンドが処理リアルスレッドを使用する処理

adbunarchivechunkコマンドが各処理で使用する処理リアルスレッド数は，adbunarchivechunkコマンドが使用する処理リアルスレッド数から自動的に算出されます。adbunarchivechunkコマンドが使用する処理リアルスレッド数については，「43.2.2　アンアーカイブチャンクオプションの形式」の「(2)　指定形式の説明」にある，アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_rthd_numを参照してください。

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