Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


38.6.2 入力データの指定規則

  1. 入力データには定数を指定します。定数の指定形式については,マニュアルHADB SQLリファレンス定数の記述形式を参照してください。

  2. 入力データの最後にはセミコロン( ; )の指定が必要です。

  3. ナル値を代入する場合は,NULLと指定します。

  4. 入力データの最大長は64,000バイトです。

  5. ?パラメタが仮定するデータ型によって,入力データに指定できる定数の種類が決まります。指定できる組み合わせを次の表に示します。

    表38‒8 ?パラメタが仮定するデータ型と,入力データに指定できる定数の組み合わせ

    ?パラメタが仮定するデータ型

    定数の種類

    数定数

    文字列定数

    日付定数

    時刻定数

    時刻印定数

    バイナリ定数※1

    数データ

    ×

    ×

    ×

    ×

    文字データ

    ×

    ×

    ×

    ×

    日時データ

    DATE

    ×

    ※2

    ×

    TIME

    ×

    ×

    TIMESTAMP

    ×

    バイナリデータ

    BINARY

    ×

    ×

    ×

    ×

    VARBINARY

    ×

    ×

    ×

    ×

    ROW

    ×

    ×

    ×

    ×

    ×

    (凡例)

    ○:指定できます。

    ×:指定できません。

    注※1

    バイナリ定数には,次のどちらかの形式が指定できます。

    ・16進文字列定数

    ・2進文字列定数

    16進文字列定数の指定形式は「X'16進文字列'」,2進文字列定数の指定形式は「B'2進文字列'」となります。このとき,OSのエンディアンを意識して指定してください。指定例を次に示します。

    16進文字列定数の指定例:X'A000000000000000';

    2進文字列定数の指定例:B'01011100';

    注※2

    既定の入力表現で記述された文字列定数を指定できます。既定の入力表現については,マニュアルHADB SQLリファレンス既定の文字列表現を参照してください。