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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


34.3.6 DBエリアを拡張する場合(レギュラーファイルのDBエリアファイルを追加する)

adbmodareaコマンドを実行してデータ用DBエリアを拡張します(データ用DBエリアファイルを追加します)。次に示すように,データ用DBエリアファイルをDBディレクトリ下に追加します。

[図データ]

[説明]
  • データ用DBエリアOLDAREAでは,データ用DBエリアファイルの実体がDBディレクトリ下に作成されています。

  • 拡張するDBエリアの定義を次に示します。

    DBエリア名:OLDAREA

    追加するDBエリアファイル数:2

    各DBエリアファイルの初期確保サイズ:500メガバイト

このとき,次に示す手順でadbmodareaコマンドを実行します。

手順
  1. DBエリア追加・変更オプションファイルを作成する

  2. adbmodareaコマンドを実行する

各手順の例を以降で説明します。

〈この項の構成〉

(1) DBエリア追加・変更オプションファイルを作成する

DBエリア追加・変更オプションファイルを作成し,拡張するデータ用DBエリアの定義を指定します。

DBエリア追加・変更オプションファイルの指定例
adbexpandarea -n OLDAREA \                                  ...1
              -i 500M,2                                     ...2
[説明]
  1. データ用DBエリア名(OLDAREA)を指定します。

  2. データ用DBエリアファイルの初期確保サイズ(500メガバイト)と,追加するファイル数(2個)を指定します。

(2) adbmodareaコマンドを実行する

adbmodarea /HADB/server/conf/adbmodarea.opt
[説明]

(1) DBエリア追加・変更オプションファイルを作成する」で作成したDBエリア追加・変更オプションファイル名を指定します。