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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


17.8 入力データが空文字列の場合に格納される値

入力データが空文字列の場合に,対象の列に実際に格納される値について次の表に示します。

なお,入力データが空文字列以外の場合は,表定義時の指定やインポートオプションadb_import_null_stringの指定値に関係なく,入力データの値が格納されます。

表17‒16 入力データが空文字列の場合に格納される値

項番

表定義時の指定

インポートオプションadb_import_null_stringの指定値

実際に格納される値

非ナル値制約

DEFAULT

1

指定なし

指定なし

DEFAULTまたはオプションを省略

ナル値

2

NULL

ナル値

3

指定あり

DEFAULTまたはオプションを省略

列の既定値

4

NULL

ナル値

5

NOT NULL

指定なし

DEFAULTまたはオプションを省略

6

NULL

7

指定あり

DEFAULTまたはオプションを省略

列の既定値

8

NULL

(凡例)

−:論理エラーとなるため,値が格納されません。

注※

列の既定値については,次に示す項目を参照してください。

・マニュアルHADB SQLリファレンス定義系SQLCREATE TABLE(表の定義)CREATE TABLE文の指定形式および規則

・マニュアルHADB システム構築・運用ガイドデータベースの設計表の設計列の既定値の設定(DEFAULT句)