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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


13.10.3 特定の表の使用量を調べる(表のサマリ情報の出力)

特定の表(ADBUSER01.TABLE01)のサマリ情報を出力して,次に示す情報を調べます。

adbdbstatusコマンドの実行例

adbdbstatus -c table              ...1
            -n ADBUSER01.TABLE01  ...2
            -S K                  ...3
            --shared-lock         ...4
[説明]
  1. サマリ情報を取得する範囲として,表を指定します。

  2. サマリ情報を取得する表名(ADBUSER01.TABLE01)を指定します。

  3. 使用量の出力単位として,キロバイトを指定します。

  4. ほかのSQL文やコマンドによってデータベースを更新しているときでも,情報を出力できるように,--shared-lockオプションを指定します。

    なお,--shared-lockオプションを指定すると,システム表(実表)については,削除仕掛中のチャンクの使用量を出力できません。

adbdbstatusコマンドを実行すると,表ADBUSER01.TABLE01のサマリ情報が出力されます。

出力結果を確認する方法を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) 表の使用量(単位:キロバイト)を調べるとき

[図データ]

次の手順に従って,表ADBUSER01.TABLE01の使用量(単位:キロバイト)を調べます。

  1. 表のスキーマ名および表識別子を確認します。

    表のスキーマ名(ADBUSER01)がSchema_name列(出力結果の5列目)に,表識別子(TABLE01)がTable_identifier列(出力結果の6列目)に出力されていることを確認します。

  2. 表の使用量(単位:キロバイト)を調べます。

    KB_Used_pages列(出力結果の21列目)の値を調べます。