10.1　機能

adbclientdefmangコマンドは，クライアント定義の集中管理機能を適用する際に使用するコマンドです。

HADBサーバの稼働中に，クライアント定義の集中管理機能の適用内容を変更したい場合にadbclientdefmangコマンドを実行します。

adbclientdefmangコマンドは，コマンド実行時にHADBサーバに接続します。

クライアント定義の集中管理機能の適用内容の変更の概要を次の図に示します。

図10‒1　クライアント定義の集中管理機能の適用内容の変更

［説明］

adbclientdefmangコマンドを実行すると，クライアント定義の集中管理の対象となるクライアント定義について，「クライアント定義の集中管理機能で使用するクライアント定義ファイル」の内容が各HADBクライアントに適用されます。

adbclientdefmangコマンドの実行前に，次に示すファイルを作成しておいてください。

各ファイルについては，マニュアルHADB　システム構築・運用ガイドのクライアント定義の集中管理機能で必要なファイルを参照してください。

また，adbclientdefmangコマンドを実行して，「クライアント定義の集中管理機能の対象となるHADBクライアント」と，「クライアント定義の集中管理機能で使用するクライアント定義ファイル名」の対応を確認することもできます（クライアント定義の集中管理機能の適用状況の確認）。

クライアント定義の集中管理機能の適用状況の確認の概要を次の図に示します。

図10‒2　クライアント定義の集中管理機能の適用状況の確認

［説明］: adbclientdefmangコマンドを実行すると，HADBクライアントの認可識別子と，対応する「クライアント定義の集中管理機能で使用するクライアント定義ファイル名」が出力されます。