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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


2.3.1 特定の日付の範囲のデータを含むチャンクをアーカイブする場合

次に示す条件で,表に作成された特定の日付の範囲のデータを含むチャンクをアーカイブします。

[図データ]

このとき,次に示す手順でadbarchivechunkコマンドを実行します。

手順
  1. アーカイブチャンクオプションファイルを作成する

  2. adbarchivechunkコマンドを実行する

各手順の例を以降で説明します。

〈この項の構成〉

(1) アーカイブチャンクオプションファイルを作成する

アーカイブチャンクオプションファイルを作成して,アーカイブチャンクオプションを指定します。

アーカイブチャンクオプションファイルの指定例
set adb_arcv_rthd_num = 9         ...1
set adb_arcv_scan_buff_size = 64  ...2
[説明]
  1. adbarchivechunkコマンド実行時に使用する処理リアルスレッド数を指定します。

  2. 表データの検索結果を保持するバッファのサイズを指定します。

(2) adbarchivechunkコマンドを実行する

adbarchivechunk -u ADBUSER01                                ...1
                -p '#HelloHADB_01'                          ...2
                -z /home/adbmanager/archive_file/env01.txt  ...3
                -r 2011/01/01-2011/12/31                    ...4
                TABLE01                                     ...5
[説明]
  1. adbarchivechunkコマンドを実行するHADBユーザの認可識別子を指定します。

  2. -uオプションに指定した認可識別子のパスワードを指定します。

  3. (1) アーカイブチャンクオプションファイルを作成する」で作成したアーカイブチャンクオプションファイルの絶対パス名を指定します。

  4. アーカイブするチャンクの日付の範囲を指定します。

  5. 処理対象表を指定します。