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Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


18.1.1 APの処理の流れ

データベースを操作する際のAPの処理の流れを次の図に示します。

図18‒1 データベースを操作する際のAPの処理の流れ

[図データ]

HADBサーバへの接続

APからデータベースを操作する場合は,APをHADBサーバに接続する必要があります。最初にコネクションを一意に識別するためのコネクションハンドルをAPに割り当てます。次にコネクションハンドルを利用してコネクションを確立します。これで,APがHADBサーバに接続されます。

同じAPから複数のコネクションを確立することもできます。ただし,同時に確立できるコネクションの数は決まっています。

なお,HADBサーバへの接続を行う際は,あらかじめHADBサーバを開始しておく必要があります。

HADBサーバへの接続が完了すると,APからSQL文を使ってデータベースを操作できます。

HADBサーバからの切り離し

APを終了する前に,APをHADBサーバから切り離してください。最初にコネクションを終了させて,次にコネクションハンドルを解放します。これで,APがHADBサーバから切り離されて,APを終了できます。