16.5.5 SQLSetStmtAttr,SQLSetStmtAttrW
- 〈この項の構成〉
(1) 機能
ステートメントに関連する属性を設定します。
(2) 形式
-
SQLSetStmtAttrの場合
SQLRETURN SQLSetStmtAttr ( SQLHSTMT StatementHandle, /* In */ SQLINTEGER Attribute, /* In */ SQLPOINTER ValuePtr, /* In */ SQLINTEGER StringLength /* In */ )
-
SQLSetStmtAttrWの場合
SQLRETURN SQLSetStmtAttrW ( SQLHSTMT StatementHandle, /* In */ SQLINTEGER Attribute, /* In */ SQLPOINTER ValuePtr, /* In */ SQLINTEGER StringLength /* In */ )
(3) 引数
- StatementHandle:
-
ステートメントハンドルを指定します。
- Attribute:
-
設定する属性を指定します。指定できる属性については,「16.16 SQLSetStmtAttr,SQLSetStmtAttrW,SQLGetStmtAttrおよびSQLGetStmtAttrWに指定できる属性」を参照してください。
- ValuePtr:
-
Attributeで指定した属性に設定する値を指定します。指定できる属性については,「16.16 SQLSetStmtAttr,SQLSetStmtAttrW,SQLGetStmtAttrおよびSQLGetStmtAttrWに指定できる属性」を参照してください。
- StringLength:
-
Attributeに指定された属性の値の型が,文字列またはバイナリの場合,*ValuePtrの長さを指定します(単位:バイト長)。それ以外のデータ型の場合,この引数の指定は無視されます。
(4) 戻り値
SQL_SUCCESS,SQL_SUCCESS_WITH_INFO,SQL_ERROR,またはSQL_INVALID_HANDLEが返されます。
(5) SQLSTATE
この関数では次のSQLSTATEを返します。
SQLSTATE |
説明 |
備考 |
返却 |
---|---|---|---|
01000 |
一般警告 |
− |
× |
01S02 |
オプション値の変更 |
○ |
|
08S01 |
通信リンク失敗 |
× |
|
24000 |
無効なカーソル状態 |
× |
|
HY000 |
一般エラー |
× |
|
HY001 |
メモリ割り当てエラー |
× |
|
HY009 |
NULLポインタの不正使用 |
× |
|
HY010 |
関数シーケンスエラー |
○ |
|
HY011 |
ここでは属性を設定できない |
○ |
|
HY013 |
メモリ管理エラー |
× |
|
HY017 |
自動的に割り当てられるディスクリプタハンドルの不正使用 |
○ |
|
HY024 |
無効な属性値 |
○ |
|
HY090 |
無効な文字列長または無効なバッファ長 |
× |
|
HY092 |
無効な属性識別子,または無効なオプション識別子 |
○ |
|
HYC00 |
オプション機能は実装されていない |
○ |
|
HYT01 |
接続タイムアウト終了 |
× |
|
IM001 |
ドライバはこの関数をサポートしていない |
× |
- (凡例)
-
○:HADB ODBCドライバが返すことがあるSQLSTATEです。
×:HADB ODBCドライバが返さないSQLSTATEです。
−:なし。