16.2 SQLxxx関数およびSQLxxxW関数の留意事項
この節では,この章で記載している次の関数の留意事項について説明します。
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ODBC3.0で使用するSQLxxx関数
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ODBC3.5で使用するSQLxxxW関数
- ■Windows版およびLinux版のHADBクライアント共通の留意事項
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ODBC3.0のSQLxxx関数でSQLCHAR型を定義している引数については,ODBC3.5のSQLxxxW関数ではSQLWCHAR型を定義しています。
また,長さを指定するパラメタについては,次のように指定します。
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ODBC3.0のSQLxxx関数のパラメタ:バイト長
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ODBC3.5のSQLxxxW関数
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パラメタがSQLPOINTER型の場合:バイト長
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パラメタがSQLWCHAR型の場合:文字数
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- ■Linux版のHADBクライアントの場合の留意事項
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ODBC3.5のSQLxxxW関数で,長さを指定する引数に文字数ではなくバイト長を指定する場合があります。その際,奇数バイトを指定したときには,内部で有効な文字数(↓指定したバイト長 ÷ 2↓× 2)に変換して処理されます。
なお,ODBC3.0とODBC3.5で使用する関数名が異なる場合は,ODBC3.0で使用するSQLxxx関数名,ODBC3.5で使用するSQLxxxW関数名の順に記載しています。