Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


10.5.19 setUser(String user)

〈この項の構成〉

(1) 機能

HADBサーバに接続する認可識別子を設定します。

次に示すメソッドを実行する際,setUserおよびsetPasswordメソッドで設定した認可識別子とパスワードを使ってHADBサーバに接続します。

なお,認可識別子の指定には,優先順位があります。詳細については,「7.3.3 接続情報の優先順位」を参照してください。

(2) 形式

public synchronized void setUser(String user) throws SQLException

(3) 引数

String user

HADBサーバに接続する認可識別子を指定します。nullを指定した場合は,このメソッドによる認可識別子の設定がないものと見なされます。

(4) 戻り値

なし。

(5) 発生する例外

userに指定した文字列の長さが0の場合は,SQLExceptionが投入されます。