Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


10.3.6 setLoginTimeout(int seconds)

〈この項の構成〉

(1) 機能

HADBサーバへの接続処理のタイムアウト時間(単位:秒)を設定します。

getConnectionメソッドを実行してHADBサーバに接続する際に,ここで設定したタイムアウト時間が適用されます。

(2) 形式

public synchronized void setLoginTimeout(int seconds) throws SQLException

(3) 引数

int seconds

HADBサーバへの接続処理のタイムアウト時間(単位:秒)を0〜300の範囲で指定します。

0を指定した場合,システムプロパティ,ユーザプロパティ,または接続用のURLのプロパティのadb_clt_rpc_con_wait_timeの値が仮定されます。adb_clt_rpc_con_wait_timeを指定していない場合は,adb_clt_rpc_con_wait_timeのデフォルト値が仮定されます。

(4) 戻り値

なし。

(5) 発生する例外

secondsに不正な値(0未満または301以上の値)を指定した場合,SQLExceptionが投入されます。

(6) 留意事項

HADBサーバへの接続処理のタイムアウト時間は,各プロパティやメソッドなど複数の個所で設定できます。実際に適用されるHADBサーバへの接続処理のタイムアウト時間の優先順位については,「7.3.3 接続情報の優先順位」の「(1) HADBサーバへの接続時に必要となる接続情報」を参照してください。