Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


8.6.3 afterLast()

〈この項の構成〉

(1) 機能

ResultSetオブジェクト内の最終行の後ろにカーソルを移動します。このメソッド実行時のカーソルの移動先を次の表に示します。

表8‒21 afterLastメソッド実行時のカーソルの移動先

結果集合の行数

現在のカーソルの位置

カーソルの移動先

0

先頭行の前

先頭行の前のまま

n

先頭行の前

最終行の後ろ

1≦現在の行≦n

最終行の後ろ

最終行の後ろ

最終行の後ろのまま

注※

setMaxRowsの値より実際の行数の方が多い場合は,setMaxRowsの値になります。

setLargeMaxRowsの値より実際の行数の方が多い場合は,setLargeMaxRowsの値になります。

(2) 形式

public synchronized void afterLast() throws SQLException

(3) 引数

なし。

(4) 戻り値

なし。

(5) 発生する例外

次に示す場合にSQLExceptionが投入されます。