8.6.3 afterLast()
- 〈この項の構成〉
(1) 機能
ResultSetオブジェクト内の最終行の後ろにカーソルを移動します。このメソッド実行時のカーソルの移動先を次の表に示します。
結果集合の行数※ |
現在のカーソルの位置 |
カーソルの移動先 |
---|---|---|
0 |
先頭行の前 |
先頭行の前のまま |
n |
先頭行の前 |
最終行の後ろ |
1≦現在の行≦n |
最終行の後ろ |
|
最終行の後ろ |
最終行の後ろのまま |
- 注※
-
setMaxRowsの値より実際の行数の方が多い場合は,setMaxRowsの値になります。
setLargeMaxRowsの値より実際の行数の方が多い場合は,setLargeMaxRowsの値になります。
(2) 形式
public synchronized void afterLast() throws SQLException
(3) 引数
なし。
(4) 戻り値
なし。
(5) 発生する例外
次に示す場合にSQLExceptionが投入されます。
-
このResultSetオブジェクトがクローズされている場合
このResultSetオブジェクトを生成したStatementオブジェクトがクローズされたことによって,ResultSetオブジェクトがクローズされた場合も含みます。
-
このResultSetオブジェクトを生成したStatementオブジェクトを作成したConnectionがクローズされている場合
-
このResultSetオブジェクトの型がResultSet.TYPE_FORWARD_ONLYの場合
-
トランザクションの決着によってResultSetオブジェクトが無効になった場合
-
データベースのアクセスエラーが発生した場合