Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


8.4.16 getFetchSize()

〈この項の構成〉

(1) 機能

Statementオブジェクトから生成されるResultSetオブジェクトの,デフォルトのフェッチサイズ(HADBサーバからHADBクライアントに検索結果を一括転送する行数)を取得します。

(2) 形式

public synchronized int getFetchSize() throws SQLException

(3) 引数

なし。

(4) 戻り値

このStatementオブジェクトから生成されるResultSetオブジェクトの,デフォルトのフェッチサイズ(HADBサーバからHADBクライアントに検索結果を一括転送する行数)が返却されます。

setFetchSizeメソッドで0を設定した場合,フェッチサイズにはシステムプロパティ,ユーザプロパティ,または接続用のURLのプロパティのadb_clt_fetch_sizeの値が適用されますが,戻り値には0が返却されます。フェッチサイズと戻り値の関係を次の表に示します。

表8‒14 フェッチサイズと戻り値の関係

setFetchSizeメソッドの設定値(m)

戻り値

0

0

1≦m≦65,535

m

(5) 発生する例外

次に示す場合にSQLExceptionが投入されます。