8.3.29 prepareStatement(String sql, int resultSetType, int resultSetConcurrency, int resultSetHoldability)
(1) 機能
パラメタ付きのSQL文をHADBサーバに送るためのPreparedStatementオブジェクトを生成します。
(2) 形式
public synchronized PreparedStatement prepareStatement(String sql, int resultSetType, int resultSetConcurrency, int resultSetHoldability) throws SQLException
(3) 引数
- String sql:
-
実行するSQL文を指定します。
- int resultSetType:
-
結果セットタイプを指定します。
- int resultSetConcurrency:
-
並行処理モードを指定します。
- int resultSetHoldability:
-
ResultSetオブジェクトの保持機能を指定します。
(4) 戻り値
PreparedStatementオブジェクトが返却されます。
(5) 発生する例外
次に示す場合にSQLExceptionが投入されます。
-
Connectionオブジェクトがクローズされている場合
-
PreparedStatementオブジェクトの生成でエラーが発生した場合
-
結果セットタイプにResultSet定数以外を指定した場合
-
並行処理モードにResultSet定数以外を指定した場合
-
ResultSetオブジェクトの保持機能にResultSet定数以外を指定した場合
-
データベースのアクセスエラーが発生した場合
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指定されたSQL文の長さが,16,000,000文字を超えている場合
(6) 留意事項
-
結果セットタイプにResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVEを指定した場合,ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVEに切り替えて,SQLWarningを設定します。
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並行処理モードはResultSet.CONCUR_READ_ONLYだけをサポートします。ResultSet.CONCUR_UPDATABLEを指定した場合,ResultSet.CONCUR_READ_ONLYに切り替えて,SQLWarningを設定します。
-
ResultSetオブジェクトの保持機能はResultSet.HOLD_CURSORS_OVER_COMMITだけをサポートしています。ResultSet.CLOSE_CURSORS_AT_COMMITを指定した場合は,ResultSet.HOLD_CURSORS_OVER_COMMITに切り替えて,SQLWarningを設定します。