5.9.3　SELECT DISTINCTの各処理方式の特徴

ハッシュ実行

SELECT DISTINCTの実行に必要なデータがハッシュテーブル領域に格納できる場合は，高速に結果を求めることができます。

SELECT DISTINCTの実行に必要なデータ量が多く，ハッシュテーブル領域が不足した場合は，いったんデータを作業表に格納するため，処理性能が低下します。

作業表実行

すべてのSELECT DISTINCTに対して適用できます。

検索結果の件数が多い場合，作業表に格納するデータ量が多くなります。このとき，作業表に格納したデータをソートしたあとに重複排除をするため，処理性能が低下します。