4.8 修正版HADBクライアントとの入れ替え
ここでは,修正版HADBクライアントとの入れ替え方法について説明します。
次に示す条件を満たす場合は,HADBクライアントのバージョンアップではなく,修正版HADBクライアントとの入れ替えとなります。
-
バージョン番号およびリビジョン番号が同じで,コードだけが異なるHADBクライアントを上書きインストールする場合
- メモ
-
バージョン番号,リビジョン番号,コードについて説明します。
(例)HADBクライアントのバージョン情報が,03-02-/Aの場合
-
03の部分がバージョン番号になります。
-
02の部分がリビジョン番号になります。
-
下線部分の-/Aの部分が,コードになります。
-
修正版HADBクライアントとの入れ替えになる場合の例と,入れ替えにならない場合の例を次に示します。
- ■修正版HADBクライアントとの入れ替えになる場合
-
例えば,次に示すケースは,バージョン番号およびリビジョン番号が同じため,修正版HADBクライアントとの入れ替えになります。
03-02 → 03-02-/A
03-02-/B → 03-02-/D
- ■修正版HADBクライアントとの入れ替えにならない場合
-
例えば,次に示すケースは,バージョン番号またはリビジョン番号が異なるため,修正版HADBクライアントとの入れ替えになりません。
03-02 → 03-03-/A
03-02-/B → 03-03-/D
この場合,HADBクライアントのバージョンアップになります。HADBクライアントのバージョンアップ方法については,「4.6 HADBクライアントのバージョンアップ」を参照してください。
- メモ
-
-
修正版HADBサーバのバージョンに対応している修正版HADBクライアントと入れ替えてください。
-
インストールデータに関する注意事項があります。修正版HADBクライアントとの入れ替え作業をする前に,Windows版のHADBクライアントの場合は,「4.2.1 Windows版のHADBクライアントの場合」の「(1) HADBクライアントのインストール」のメモを参照してください。Linux版のHADBクライアントの場合は,「4.2.2 Linux版のHADBクライアントの場合」の「(2) HADBクライアントのインストール」のメモを参照してください。
-
- 〈この節の構成〉