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Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


4.4.1 クライアント定義の作成方法

クライアント定義の作成手順を次に示します。

手順
  1. %ADBCLTDIR%\sample\conf\に格納されているクライアント定義のひな形ファイル(client.def)を,%ADBCLTDIR%\conf\にコピーします。

    注※ Linux版のHADBクライアントの場合は,$ADBCLTDIR/sample/conf/client.defになります。

  2. コピーしたクライアント定義のファイル(%ADBCLTDIR%\conf\client.def)をテキストエディタで開いてください。

    注※ Linux版のHADBクライアントの場合は,$ADBCLTDIR/conf/client.defになります。

  3. クライアント定義の各オペランドを指定してください。クライアント定義の各オペランドの説明については,「2. クライアント定義の設計」を参照してください。

  4. クライアント定義を作成後,ファイルを上書きしてください。ファイル名はclient.defのままにしてください。

クライアント定義ファイルのパーミッションは,HADBクライアントを管理するOSユーザに対してだけ,読み取り権限と書き込み権限を設定するようにしてください。

クライアント定義に指定したオペランドの指定値は,コネクションハンドル割り当て時にKFAA50027-Iメッセージとしてクライアントメッセージログファイルに出力されます。