2.2.1 システム構成に関するオペランド
- ●adb_clt_rpc_srv_host = HADBサーバのホスト名
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〜〈文字列〉((1〜255バイト))
接続先のHADBサーバのホスト名を指定してください。ここで指定したホスト名は,HADBクライアントとHADBサーバ間の通信で使用します。
ホスト名は,ホスト名,ドメイン名,IPアドレスのどれかの形式で指定してください。
このオペランドは必ず指定してください。
クライアント定義の集中管理機能を使用している場合であっても,このオペランドは必ず指定してください。クライアント定義の集中管理機能で使用するクライアント定義ファイルに,このオペランドを指定しても無視されます。
コールドスタンバイ構成の場合は,HADBサーバとHADBクライアント間の通信で使用するエイリアスIPアドレスを指定してください。
- [マルチノード機能]
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HAモニタありのマルチノード構成の場合
HADBサーバとHADBクライアント間の通信で使用するエイリアスIPアドレスを指定してください。
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HAモニタなしのマルチノード構成の場合
HADBサーバとHADBクライアント間の通信で使用するプライマリノードのホスト名を指定してください。
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- ●adb_clt_rpc_srv_port = HADBサーバのポート番号
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〜〈整数〉((5,001〜65,535))《23,650》
HADBクライアントとHADBサーバ間の通信で使用する,HADBサーバのポート番号を指定してください。サーバ定義のadb_rpc_portオペランドで指定したポート番号を指定してください。
- ●adb_clt_group_name = クライアントグループ名
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〜〈文字列〉((1〜30バイト))
このクライアント定義を使用するAPが属するクライアントグループ名を指定します。サーバ定義のadbcltgrpオペランドに指定したクライアントグループ名を指定してください。
このオペランドを省略した場合,このクライアント定義を使用するAPはクライアントグループに属しません。
また,adbcltgrpオペランドで指定していないクライアントグループ名を指定した場合,クライアントグループに属していないAPと見なされます。
クライアントグループについては,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドのクライアントグループ機能を参照してください。