19.5.11 a_rdb_CNV_TIMESTAMPchar()(TIMESTAMP型データの変換)
(1) 機能
SQLのTIMESTAMP型のデータをC言語またはC++言語の文字列データに変換します。TIMESTAMP型のデータを文字列データに変換する場合の例を次の図に示します。
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- [説明]
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TIMESTAMP型のデータを,時刻印を表す既定の出力表現に従って文字列データに変換します。時刻印を表す既定の出力表現については,マニュアルHADB SQLリファレンスの既定の文字列表現を参照してください。
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末尾にナル文字(0x00)を付加します。
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(2) 形式
#include <adbcnv.h> signed short a_rdb_CNV_TIMESTAMPchar ( unsigned char *TIMESTAMP_Data, /* In */ unsigned short TIMESTAMP_Scale, /* In */ char *char_Data, /* Out */ unsigned short BufferLength, /* In */ void *Option /* In */ )
(3) 引数の説明
- TIMESTAMP_Data:
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変換前のTIMESTAMP型のデータを格納している領域の先頭アドレスを指定します。
- TIMESTAMP_Scale:
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変換前のTIMESTAMP型データの小数秒の桁数を指定します。0,3,6,9,または12を指定してください。
- char_Data:
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変換後の文字列データ(C言語またはC++言語の文字列データ)を格納する領域の先頭アドレスを指定します。
- BufferLength:
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変換後の文字列データを格納する領域の長さを指定します(単位:バイト)。次に示す値を指定してください。
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変換するTIMESTAMP型データの小数秒の桁数が0の場合:20
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変換するTIMESTAMP型データの小数秒の桁数が3,6,9,または12の場合:20+TIMESTAMP_Scaleの値+1
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- Option:
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NULLを指定します。
(4) 戻り値
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a_rdb_CNV_TIMESTAMPchar()が正常に終了した場合,a_rdb_RC_CNV_SUCCESSが返却されます。
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エラーが発生した場合,戻り値にエラーコードが返却されます。エラーコードについては,「19.8 CLI関数の戻り値」を参照してください。
(5) 留意事項
変換前のデータ格納領域(TIMESTAMP_Data)と,変換後のデータ格納領域(char_Data)は重複しないようにしてください。