10.3.5 getPooledConnection(String user, String password)
- 〈この項の構成〉
(1) 機能
引数で指定した接続情報と,DataSourceオブジェクトに設定されている接続情報から,PooledConnectionオブジェクトを生成します。
認可識別子とパスワードについては,指定の優先順位があります。優先順位については,「7.3.3 接続情報の優先順位」を参照してください。
なお,getPooledConnectionメソッドを実行するにはCONNECT権限が必要です。
(2) 形式
public synchronized PooledConnection getPooledConnection(String user, String password) throws SQLException
(3) 引数
- String user:
-
HADBサーバに接続する認可識別子を指定します。
- String password:
-
HADBサーバに接続する認可識別子のパスワードを指定します。
userまたはpasswordにnullを指定した場合,認可識別子またはパスワードが指定されていないと仮定されます。また,passwordが長さ0の文字列の場合も,パスワードが指定されていないと仮定されます。
userに指定した認可識別子は,setUserメソッドで指定した認可識別子より優先されます。同様に,passwordに指定したパスワードも,setPasswordメソッドで指定したパスワードより優先されます。
(4) 戻り値
PooledConnectionオブジェクトが返却されます。
(5) 発生する例外
次に示す場合にSQLExceptionが投入されます。
-
userに指定した認可識別子が長さ0の文字列の場合