8.8.1 ResultSetMetaDataインタフェースのメソッド一覧
- 〈この項の構成〉
(1) ResultSetMetaDataインタフェースの主な機能
ResultSetMetaDataインタフェースでは,主に次の機能が提供されています。
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ResultSet(結果セット)の各列に対する,データ型およびデータ長などのメタ情報の返却
(2) HADBでサポートしているResultSetMetaDataインタフェースのメソッド
HADBでサポートしているResultSetMetaDataインタフェースのメソッドの一覧を次の表に示します。
項番 |
ResultSetMetaDataインタフェースのメソッド |
機能 |
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1 |
指定した列の表のカタログ名を取得します。 |
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2 |
列のデータ型に対するJavaクラスの完全指定された名前を取得します。 |
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3 |
ResultSetオブジェクトの列数を取得します。 |
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4 |
指定した列の通常の最大幅を文字数で返します。 |
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5 |
印刷や表示に使用する列の推奨タイトルを取得します。 |
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6 |
指定した列の名称を取得します。 |
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7 |
指定した列のSQLデータ型を取得します。 |
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8 |
指定した列のデータ型を取得します。 |
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9 |
指定した列の桁数を取得します。 |
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10 |
指定した列の小数点以下の桁数を取得します。 |
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11 |
指定した列のスキーマ名を取得します。 |
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12 |
指定した列の表名を取得します。 |
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13 |
指定した列が自動的に番号付けされて読み取り専用として扱われるかどうかを返します。 |
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14 |
指定した列が大文字と小文字を区別するかどうかを返します。 |
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15 |
指定した列が通貨の値かどうかを返します。 |
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16 |
指定した列への書き込みが必ず成功するかどうかを返します。 |
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17 |
指定した列にナル値をセットできるかどうかを返します。 |
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18 |
指定した列が読み取り専用でないかどうかを返します。 |
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19 |
指定した列がwhere句に指定できるかどうかを返します。 |
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20 |
指定した列の値が,符号付き数値かどうかを返します。 |
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21 |
指定した列への書き込みを成功させることができるかどうかを返します。 |
- 重要
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この表に記載されていないメソッドは,HADBではサポートしていません。サポートしていないメソッドを実行すると,SQLExceptionが投入されることがあります。
(3) 必要なパッケージ名称とクラス名称
ResultSetMetaDataインタフェースを使用する場合に必要なパッケージ名称とクラス名称を次に示します。
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パッケージ名称:com.hitachi.hadb.jdbc
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クラス名称:AdbResultSetMetaData