17.3.1 ODBCデータソースアドミニストレーターで設定する方法
ODBCデータソースアドミニストレーターを使用して,HADB ODBCドライバトレース情報を出力するときの設定方法を説明します。
(1) HADB ODBCドライバトレース情報を出力する場合
HADB ODBCドライバトレース情報を出力する際の設定方法を説明します。
手順
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[Hitachi Advanced Data Binder ODBC Driver Setup]ダイアログを表示する
ODBCデータソースアドミニストレーターの[ユーザーDSN]タブで,HADB ODBCドライバを使用するデータソースを選択し,[構成(C)...]ボタンをクリックします。
- メモ
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ODBCデータソースアドミニストレーターの[システムDSN]タブでも,同じ操作をして[Hitachi Advanced Data Binder ODBC Driver Setup]ダイアログを表示することができます。
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[Hitachi Advanced Data Binder ODBC Driver Setup]ダイアログで,[Options>>]ボタンをクリックする
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[Trace Setup...]ボタンをクリックする
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[Trace Setup]ダイアログで,HADB ODBCドライバトレース情報の出力に関する設定を行う
次の指定を行います。
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Trace Level
トレースレベルを選択します。トレースレベルについては,「17.4.1 トレースレベルとは」を参照してください。
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Trace Size
HADB ODBCドライバトレースファイルの1ファイル当たりのサイズの上限値(単位:メガバイト)を指定します。32〜1,024の値(半角の数値)を指定できます。
指定をしない場合,または不正な値を指定した場合は,256が仮定されます。
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Trace Directory Path
HADB ODBCドライバトレースファイルを格納するフォルダを絶対パスで指定します。
[...]ボタンをクリックして,フォルダを選択してください。
実行ユーザに対するアクセス権限があるフォルダを指定してください。
また,210バイト以下のパス名を指定してください。
- 重要
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次に示す場合は,HADB ODBCドライバトレース情報は出力されません。
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[Trace Directory Path]にパス名を指定しない場合
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[Trace Directory Path]に不正なパスを指定した場合
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[Trace Directory Path]に211バイト以上のパス名を指定した場合
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[Apply & Trace Start]ボタンをクリックする
HADB ODBCドライバトレース情報の出力が開始されます。
- メモ
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手順の4.の操作を実行すると,[Apply & Trace Start]ボタンが活性化されます。
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設定を中止する場合は,[Apply & Trace Start]ボタンをクリックする前に[CANCEL]をクリックしてください。
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[OK]をクリックする
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[Hitachi Advanced Data Binder ODBC Driver Setup]ダイアログで,[OK]をクリックする
(2) HADB ODBCドライバトレース情報の出力をやめる場合
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[Hitachi Advanced Data Binder ODBC Driver Setup]ダイアログを表示する
ODBCデータソースアドミニストレーターの[ユーザーDSN]タブで,HADB ODBCドライバを使用するデータソースを選択し,[構成(C)...]ボタンをクリックします。
- メモ
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ODBCデータソースアドミニストレーターの[システムDSN]タブでも,同じ操作をして[Hitachi Advanced Data Binder ODBC Driver Setup]ダイアログを表示することができます。
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[Hitachi Advanced Data Binder ODBC Driver Setup]ダイアログで,[Options>>]ボタンをクリックする
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[Trace Setup...]ボタンをクリックする
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[Apply & Trace Stop]ボタンをクリックする
HADB ODBCドライバトレース情報の出力が停止されます。
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[OK]をクリックする
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[Hitachi Advanced Data Binder ODBC Driver Setup]ダイアログで,[OK]をクリックする