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Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


16.15 SQLSetEnvAttrおよびSQLGetEnvAttrに指定できる属性

SQLSetEnvAttrおよびSQLGetEnvAttrに指定できる属性を次の表に示します。

表16‒22 SQLSetEnvAttrおよびSQLGetEnvAttrに指定できる属性

項番

属性(Attribute)

属性の説明(規約)

サポートの状況

データ型

1

SQL_ATTR_CONNECTION_POOLING

環境レベルで接続プールの設定を指定します。

未サポート属性です。

2

SQL_ATTR_CP_MATCH

接続プールから接続を選択する方法を指定します。

未サポート属性です。

3

SQL_ATTR_ODBC_VERSION

ドライバが準拠するODBCのバージョンを指定します。

SQL_OV_ODBC3

ドライバマネージャおよびドライバはODBC3.0として次のように動作します。

  • ドライバは,日付,時刻,およびタイムスタンプに対しODBC3.0のコードを返し,ODBC3.0のコードを前提とします。

  • SQLGetDiagField,またはSQLGetDiagRecが呼び出された場合,ドライバはODBC3.0のSQLSTATEコードを返します。

SQL_OV_ODBC2

ドライバマネージャおよびドライバはODBC2.xとして次のように動作します。

  • ドライバは,日付,時刻,およびタイムスタンプに対してODBC2.xのコードを返し,ODBC2.xのコードを前提とします。

  • SQLGetDiagField,またはSQLGetDiagRecが呼び出された場合,ドライバはODBC2.xのSQLSTATEコードを返します。

アプリケーションは,SQLHENV型の引数を指定する関数を呼び出す前に,この環境属性を設定する必要があります。

次の値をサポートします。

  • SQL_OV_ODBC3

  • SQL_OV_ODBC2

SQLUINTEGER

4

SQL_ATTR_OUTPUT_NTS

ドライバが文字列データを返却する方法を指定します。

SQL_TRUE

ドライバは,NULL終端文字データを返却します。

次の値をサポートします。

  • SQL_TRUE

SQLUINTEGER

(凡例)−:該当しません。