付録A.4 サンプルAPの実行手順
サンプルAP(sample1)の実行手順を次に示します。
手順
-
sample1の実行ファイルを起動します。
-
次に示すメッセージが表示されます。実行するSQL文(1〜3)を選択してください。選択したSQL文ごとの操作方法を(1)以降で説明します。
***** HADB CLI Function Sample Program ***** 1. Search (specify search range) 2. Add 3. Delete 4. Exit Please specify a menu item (1 - 4):
(1) SELECT文を選択した場合(1を選択した場合)
アメリカの州番号(STATECODE)を指定した検索が実行されます。次に示すSQL文が実行されます。
SELECT "STATECODE","STATENAME","ZIPCODE","ADDRESS","AREA" FROM "SAMPLE" WHERE "STATECODE" BETWEEN ? AND ?
SELECT文を選択すると,次に示すメッセージが標準出力に出力されます。
・Please specify the minimum number of search conditions (1 - 50):(入力待ち) ← 1つ目の?パラメタの値(下限値)を指定します。 ・Please specify the maximum number of search conditions (1 - 50):(入力待ち) ← 2つ目の?パラメタの値(上限値)を指定します。
指定した値に従ってSELECT文が実行されます。
- メモ
-
上記の2つの入力が空入力([改行]だけを入力)の場合,1つ目に1,2つ目に50が指定されたと仮定し,SELECT文が実行されます。
(2) INSERT文を選択した場合(2を選択した場合)
SAMPLE表に行が追加されます。次に示すSQL文が実行されます。
INSERT INTO "SAMPLE" VALUES (?,?,?,?,?)
INSERT文を選択すると,次に示すメッセージが標準出力に出力されます。
・Please specify a state code :(入力待ち) ← 1つ目の?パラメタの値(州番号)を指定します。 ・Please specify a state name :(入力待ち) ← 2つ目の?パラメタの値(州名)を指定します。 ・Please specify a zip code :(入力待ち) ← 3つ目の?パラメタの値(郵便番号)を指定します。 ・Please specify an address :(入力待ち) ← 4つ目の?パラメタの値(州議事堂の住所)を指定します。 ・Please specify an area :(入力待ち) ← 5つ目の?パラメタの値(面積)を指定します。
指定した値に従ってINSERT文が実行されます。
なお,不正な値を指定するとSQLエラーになります。
(3) DELETE文を選択した場合(3を選択した場合)
SAMPLE表から行が削除されます。次に示すSQL文が実行されます。
DELETE FROM "SAMPLE" WHERE "STATECODE" = ?
DELETE文を選択すると,次に示すメッセージが標準出力に出力されます。
・Please specify the state code of the row to be deleted :(入力待ち) ← ?パラメタの値(削除する行の州番号)を指定します。
指定した値に従ってDELETE文が実行されます。
なお,不正な値を指定するとSQLエラーになります。