16.18 SQLGetDiagFieldおよびSQLGetDiagFieldWのDiagIdentifierに指定できる属性
DiagIdentifierに指定できる属性を次の表に示します。
項番 |
診断フィールド識別子(DiagIdentifier) |
診断フィールド識別子の説明(規約) |
返却値 |
データ型 |
---|---|---|---|---|
1 |
SQL_DIAG_CURSOR_ROW_COUNT |
カーソル内の行カウント値が返されます。 ステートメントハンドルだけが有効です。ステートメントハンドル以外が指定された場合は,SQL_ERRORが返されます。 |
常に0が返されます。 |
SQLLEN |
2 |
SQL_DIAG_DYNAMIC_FUNCTION |
関数が実行したSQLステートメントが返されます。 ステートメントハンドルだけが有効です。ステートメントハンドル以外が指定された場合は,SQL_ERRORが返されます。 SQLExecute,SQLExecDirectまたはSQLExecDirectWの直後に取得できます。 |
次の値が返されます。
SQLExecute,SQLExecDirect,またはSQLExecDirectWの直後以外は,常に""が返されます。 |
|
3 |
SQL_DIAG_DYNAMIC_FUNCTION_CODE |
関数が実行したSQLステートメントを示す値が返されます。 ステートメントハンドルだけが有効です。ステートメントハンドル以外が指定された場合は,SQL_ERRORが返されます。 SQLExecute,SQLExecDirectまたはSQLExecDirectWの直後に取得できます。 |
次の値が返されます。
SQLExecute,SQLExecDirect,またはSQLExecDirectWの直後以外は,常にSQL_DIAG_UNKNOWN_STATEMENTが返されます。 |
SQLINTEGER |
4 |
SQL_DIAG_NUMBER |
利用可能なステータスレコード数が返されます。 |
0または1が返されます。 |
SQLINTEGER |
5 |
SQL_DIAG_RETURNCODE |
SQLGetDiagFieldまたはSQLGetDiagFieldW,SQLGetDiagRecまたはSQLGetDiagRecWの実行直前に実行したODBC関数が返したリターンコードが返されます。 |
常にSQL_SUCCESSが返されます。 |
SQLRETURN |
6 |
SQL_DIAG_ROW_COUNT |
挿入,削除,更新処理によって変更された行数が返されます。 ステートメントハンドルだけが有効です。ステートメントハンドル以外が指定された場合は,SQL_ERRORが返されます。 |
常に0が返されます。 |
SQLLEN |
項番 |
診断フィールド識別子(DiagIdentifier) |
診断フィールド識別子の説明(規約) |
返却値 |
データ型 |
---|---|---|---|---|
1 |
SQL_DIAG_CLASS_ORIGIN |
SQLSTATEのクラス部分を定義しているドキュメントを示す文字列が返されます。 |
次の値が返されます。
|
|
2 |
SQL_DIAG_COLUMN_NUMBER |
結果セット中の列番号またはパラメタセット中のパラメタ番号を示す値が返されます。 ステートメントハンドルだけ有効です。 |
常に0が返されます。 |
SQLINTEGER |
3 |
SQL_DIAG_CONNECTION_NAME |
接続の名前が返されます。 |
常に""が返されます。 |
|
4 |
SQL_DIAG_MESSAGE_TEXT |
エラーまたは警告に関するメッセージが返されます。 |
"[Hitachi Advanced Data Binder ODBC Driver]"で始まる文字列が返されます。 付加情報が付くことがあります。 |
|
5 |
SQL_DIAG_NATIVE |
ODBCドライバまたはデータソース固有のネイティブエラーコードが返されます。 ない場合は0が返されます。 |
0またはSQLCODEの値を返します。 SQLCODEについては,マニュアルHADB メッセージのSQLCODEの見方を参照してください。 |
SQLINTEGER |
6 |
SQL_DIAG_ROW_NUMBER |
行セット中の列番号またはパラメタセット中のパラメタ番号を示す値が返されます。 ステートメントハンドルだけ有効です。 |
常に0が返されます。 |
SQLLEN |
7 |
SQL_DIAG_SERVER_NAME |
サーバ名が返されます。 |
常に""が返されます。 |
|
8 |
SQL_DIAG_SQLSTATE |
5文字のSQLSTATEの診断コードが返されます。 |
ODBC規約に定められた5文字のSQLSTATEの診断コードが返されます。 |
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9 |
SQL_DIAG_SUBCLASS_ORIGIN |
SQL_DIAG_CLASS_ORIGINと同じ形式の有効な値を持った文字列が返されます。SQLSTATEのサブクラス部分の定義を識別するものです。 |
次の値が返されます。
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