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Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


16.10.5 SQLProcedureColumns,SQLProcedureColumnsW

〈この項の構成〉

(1) 機能

入力パラメタと出力パラメタの一覧,および指定されたプロシジャに対する結果セットを構成する列の一覧を返します。SQL文の結果セットの形式で出力します。

ただし,プロシジャをサポートしていないため,検索結果セットの行数は常に0になります。

(2) 形式

(3) 引数

StatementHandle

ステートメントハンドルを指定します。

この関数を実行する前にSQLAllocHandle*OutputHandlePtrで出力された値を指定します。

CatalogName

プロシジャのカタログ名を指定します。

NameLength1

*CatalogNameの長さを指定します。

SchemaName

プロシジャのスキーマ名に対するパターン文字列を指定します。

NameLength2

*SchemaNameの長さを指定します。

ProcName

プロシジャ名に対するパターン文字列を指定します。

NameLength3

*ProcNameの長さを指定します。

ColumnName

列名に対するパターン文字列を指定します。

NameLength4

*ColumnNameの長さを指定します。

注※

長さの単位は,SQLProcedureColumnsの場合はバイト長,SQLProcedureColumnsWの場合は文字数となります。

(4) 戻り値

SQL_SUCCESSSQL_ERROR,またはSQL_INVALID_HANDLEが返されます。

(5) SQLSTATE

この関数では次のSQLSTATEを返します。

SQLSTATE

説明

備考

返却

01000

一般警告

×

08S01

通信リンク失敗

×

24000

無効なカーソル状態

カーソルがオープンしている状態のときに実行されました。

40001

直列化の失敗

×

40003

ステートメントの完了が不明

×

HY000

一般エラー

×

HY001

メモリ割り当てエラー

HY008

動作がキャンセルされた

×

HY009

NULLポインタの不正使用

×

HY010

関数シーケンスエラー

HY090

無効な文字列長または無効なバッファ長

×

HY117

接続がサスペンド中

×

HYC00

オプション機能は実装されていない

×

HYT00

タイムアウト終了

×

HYT01

接続タイムアウト終了

×

IM001

ドライバはこの関数をサポートしていない

×

IM017

非同期ポーリングが不正

×

IM018

非同期実行が未完了

×

(凡例)

○:HADB ODBCドライバが返すことがあるSQLSTATEです。

×:HADB ODBCドライバが返さないSQLSTATEです。

−:なし。