15.1.5 配列型の列を定義した表へのアクセスについて
ODBCドライバを使用して配列型の列にアクセスする場合,添え字に符号なし整数定数を指定した配列要素参照を指定する必要があります。例を次に示します。表T1のC1列が配列型の列とします。
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実行できるSQL文の例
SELECT "C1"[1],"C1"[2] FROM "T1"
SELECT "C1"[1] FROM "T1" WHERE "C1"[2]=?
添え字に符号なし整数定数を指定した配列要素参照を指定しているため,上記のSQL文は実行できます。
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実行できないSQL文の例
SELECT "C1" FROM "T1"
SELECT "C1[1]" FROM T1 WHERE "C1"=?
添え字に符号なし整数定数を指定した配列要素参照の形式で指定していないため,上記のSQL文は実行できません。
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添え字および配列要素参照については,マニュアルHADB SQLリファレンスの配列要素参照を参照してください。