Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


11.2.7 getPrecision(int param)

〈この項の構成〉

(1) 機能

パラメタの桁数を取得します。

(2) 形式

public synchronized int getPrecision(int param) throws SQLException

(3) 引数

int param

1から始まるパラメタ番号を指定します。

(4) 戻り値

パラメタの桁数が10進数で返却されます。

指定したパラメタが数データ型の場合は,桁数が返却されます。指定したパラメタが数データ型でない場合は,パラメタ長がバイト単位で返却されます。getPrecisionメソッドの戻り値を次の表に示します。

表11‒5 getPrecisionメソッドの戻り値

パラメタのデータ型(HADBのデータ型)

戻り値(列の桁数)

INTEGER

19

SMALLINT

10

DOUBLE PRECISION

FLOAT

17

DECIMAL(m,n)

NUMERIC(m,n)

m

CHAR(n)

VARCHAR(n)

n

DATE

10

TIME(p)

p=0の場合:8

p>0の場合:8+(p+1)

TIMESTAMP(p)

p=0の場合:19

p>0の場合:19+(p+1)

BINARY(n)

VARBINARY(n)

n

ROW

行長

注※

各列のデータ長の総和になります。各列のデータ長の求め方については,マニュアルHADB SQLリファレンスデータ型の種類データ格納長を参照してください。

(5) 発生する例外

paramに指定した値が0以下,またはパラメタ数より大きい場合,SQLExceptionが投入されます。