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Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


8.6.46 getObject(String columnLabel,Class<T> type)

〈この項の構成〉

(1) 機能

ResultSetオブジェクトの現在行の列の値を取得し,指定されたクラスのJavaデータ型に変換します。値を取得する列は,引数で指定します。

(2) 形式

public synchronized <T> T getObject(String columnLabel,Class<T> type) throws SQLException

(3) 引数

String columnLabel

列名を指定します。

Class<T> type

変換後のJavaデータ型を表すクラスを指定します。columnLabelで指定した列の値が,指定されたクラスのJavaデータ型に変換されます。

変換の組み合わせを「表8‒37 HADBのデータ型とJavaデータ型の組み合わせ」に示します。「表8‒37 HADBのデータ型とJavaデータ型の組み合わせ」に示す組み合わせ以外を指定した場合は,エラーになります。

(4) 戻り値

列の値が,「指定されたクラスのオブジェクト」として返却されます。検索結果と戻り値の関係については,「表8‒38 検索結果と戻り値の関係(getObjectメソッドの場合)」を参照してください。

(5) 発生する例外

発生する例外については,「8.6.45 getObject(int columnIndex,Class<T> type)」の「(5) 発生する例外」を参照してください。