Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


8.4.19 getLargeMaxRows()

〈この項の構成〉

(1) 機能

このStatementオブジェクトによって生成されるResultSetオブジェクトの最大格納行数をlong型で取得します。最大格納行数を超えた場合,その行はResultSetオブジェクトに格納されません。また,格納されなかったことは通知されません。

setLargeMaxRowsメソッドでInteger.MAX_VALUEを超える値を指定した場合は,getMaxRowsメソッドではなく,getLargeMaxRowsメソッドを使用してください。getMaxRowsメソッドを使用した場合に,Integer.MAX_VALUEを超えると0が返却されます。

(2) 形式

public synchronized long getLargeMaxRows() throws SQLException

(3) 引数

なし。

(4) 戻り値

このStatementオブジェクトによって生成される,ResultSetオブジェクトの最大格納行数がlong型で返却されます。setMaxRowsメソッドまたはsetLargeMaxRowsメソッドで設定した値が返却されます。0が返却された場合,最大格納行数の設定がないことを意味します。

(5) 発生する例外

発生する例外については,「8.4.22 getMaxRows()」の「(5) 発生する例外」を参照してください。