Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


8.4.10 executeLargeBatch()

〈この項の構成〉

(1) 機能

バッチに登録されたSQL文を実行し,更新行数のlong型の配列を返却します。

バッチに登録されているすべてのSQL文を実行したあと,バッチに登録されているSQL文をすべてクリアします。途中でエラーが発生した場合でも,バッチに登録されているSQL文はすべてクリアされます。

更新行数がInteger.MAX_VALUEを超える可能性がある場合は,executeBatchメソッドではなく,executeLargeBatchメソッドを使用してください。executeBatchメソッドを使用した場合に,Integer.MAX_VALUEを超えると0が返却されます。

(2) 形式

public synchronized long[] executeLargeBatch() throws SQLException

(3) 引数

なし。

(4) 戻り値

実行したSQL文ごとの更新行数をlong型の配列にして返却します。配列は,バッチに登録されたSQL文の順序になります。バッチにSQL文が1つも登録されていない場合,またはバッチの1つ目のSQL文がエラーだった場合,要素数0の配列が返却されます。

(5) 発生する例外

発生する例外については,「8.4.9 executeBatch()」の「(5) 発生する例外」を参照してください。