Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


7.1.1 JDBC規格への準拠範囲

HADBはType4のJDBCドライバを実装しています。HADBのJDBCドライバのJDBC規格への準拠範囲を次の表に示します。

表7‒1 HADBのJDBCドライバのJDBC規格への準拠範囲

項番

JDBCの規格

機能

準拠範囲

1

The JDBCTM API Version 1.20(JDBC 1.2 API)

Driverインタフェース

2

Connectionインタフェース

3

Statementインタフェース

4

PreparedStatementインタフェース

5

CallableStatementインタフェース

×

6

ResultSetインタフェース

7

DatabaseMetaDataインタフェース

8

ResultSetMetaDataインタフェース

9

Blobインタフェース

×

10

Arrayインタフェース

11

SQLExceptionインタフェース

12

SQLWarningインタフェース

13

JDBCTM 2.1 API Version 1.1(JDBC 2.1 コアAPI)

結果セットの拡張

※1

14

バッチ更新

15

Javaオブジェクトの持続化

×

16

JDBC SQLデータ型追加

×

17

データ型カスタムマッピング

×

18

JDBC 2.0 Standard Extension API Version 1.0(JDBC 2.0 オプションパッケージ API)

JNDI

19

接続プール

20

分散トランザクション(JTA対応)

×

21

Rowsets

×

22

JDBCTM 3.0 Specification(JDBC 3.0 API)

セーブポイント

×

23

接続プール機能強化

×

24

パラメタメタデータ

25

自動生成キー

×

26

結果セットの複数同時オープン

×

27

CallableStatementでのパラメタ名の使用

×

28

ホールダブルカーソル

29

BOOLEAN

×

30

Blobクラス内でのデータ操作

×

31

参照型

×

32

DATALINK/URL

×

33

JCA関連アーキテクチャ

×

34

データベースメタデータの追加API

35

JDBCTM 4.0 Specification(JDBC 4.0 API)

java.sql.Driver自動ローディング

36

ROWIDデータ型

×

37

各国文字データ型

×

38

BLOB/CLOB機能拡張

×

39

XMLサポート

×

40

ラッパーパターン

41

SQL例外拡張

42

接続管理

※2

43

スカラ関数追加

※3

44

データベースメタデータの追加API

45

JDBCTM 4.1 Specification(JDBC 4.1 API)

try-with-resources

46

getObjectメソッドの変換先Java型指定

※4

47

親ロガーの取得

×

48

スキーマ指定

×

49

物理接続の中止およびタイムアウト

×

50

依存オブジェクトクローズ時のStatementオブジェクトクローズ

51

データベースメタデータの追加API

52

JDBCTM 4.2 Specification(JDBC 4.2 API)

REF CURSOR

×

53

SQLTypeインタフェース

×

54

JDBCType列挙(Enum

×

55

大きい更新カウント

56

データベースメタデータの追加API

(凡例)

○:サポート対象です。

△:一部の機能をサポート対象にしています。

×:サポート対象外です。

注※1

スクロール機能だけをサポートしています。

注※2

Connection#isValid(),およびStatement#isPoolable()だけをサポートしています。

注※3

CURRENT_DATECURRENT_TIMECURRENT_TIMESTAMP,およびEXTRACTだけをサポートしています。

注※4

ResultSetインタフェースのgetObjectメソッドです。また,一部のJava型への変換だけをサポートしています。詳細については,「8.6.45 getObject(int columnIndex,Class<T> type)」を参照してください。

以降,Type4 JDBCドライバを「JDBCドライバ」と表記します。