Hitachi

Hitachi Advanced Database システム構築・運用ガイド


11.12.3 HADBユーザへのロール利用権限の付与

GRANT文で,HADBユーザにロール利用権限を付与します。GRANT文を実行するには,DBA権限が必要です。

(例1)

HADBユーザ(ADBUSER01ADBUSER02)にROLE01のロール利用権限を付与します。

GRANT "ROLE01" TO "ADBUSER01","ADBUSER02"

上記のGRANT文を実行すると,HADBユーザ(ADBUSER01ADBUSER02)にはROLE01のロール利用権限が付与され,それに伴いROLE01が持っているアクセス権限が付与されます。「11.12.2 ロールへのアクセス権限の付与」で説明しているアクセス権限をROLE01が持っている場合,HADBユーザ(ADBUSER01ADBUSER02)には次のアクセス権限が付与されます。

  • T1に対するSELECT権限

  • T2に対するSELECT権限およびINSERT権限

(例2)

HADBユーザ(ADBUSER01ADBUSER02)にROLE01およびROLE02のロール利用権限を付与します。

GRANT "ROLE01","ROLE02" TO "ADBUSER01","ADBUSER02"
メモ
  • 自分が定義したロールのロール利用権限だけを付与できます。ほかのHADBユーザが定義したロールのロール利用権限は付与できません。

  • 自動ロールマッピング機能専用のロールの場合は,ここで説明している「HADBユーザへのロール利用権限の付与」の操作は不要です。自動ロールマッピング機能によって,HADBユーザにロール利用権限が自動的に付与されます。

  • ロールに付与されているアクセス権限を確認したい場合は,「付録B.26 ディクショナリ表の検索」の「(43) ロールに付与されているアクセス権限を調べる場合」を参照してください。