Hitachi

Hitachi Advanced Database システム構築・運用ガイド


11.1.11 実表のデータをファイルに出力する方法(データをエクスポートする方法)

実表に格納されているデータをファイルに出力する場合,次に示す3つの方法があります。

基本的には,adbexportコマンドで実表に格納されているデータを出力することを推奨します。HADBクライアント(Linux版)で,実表のデータをファイルに出力する必要がある場合は,adbsqlコマンドを使用してください。また,外部のオブジェクトストレージまたはファイルストレージに実表のデータを出力する場合は,COPY文を使用してください。

上記3つの方法の特徴を次の表に示します。

表11‒2 実表に格納されているデータをファイルに出力する各方法の特徴

方法

実行環境

データの出力形式

特徴

adbexportコマンド

HADBサーバ

CSV形式

ほかの方法よりも短時間でデータを出力できます。

adbsqlコマンド

  • HADBサーバ

  • HADBクライアント(Linux版)

CSV形式

HADBクライアントでコマンドを実行できます。

COPY

  • HADBサーバ

  • HADBクライアント(Linux版)

  • CSV形式

  • PARQUET形式

  • 外部のオブジェクトストレージまたはファイルストレージにデータを出力できます。

  • 出力できないデータ型やデータがあります。

重要

待機状態のチャンク内のデータを出力したい場合は,次のどちらかを実施してください。

  • チャンクIDを指定して待機状態のチャンク内のデータを出力する

    チャンクIDを指定してadbexportコマンドやadbsqlコマンドを実行すると,待機状態のチャンク内のデータも出力できます。詳細については,「11.5.5 チャンク単位にデータをエクスポートする方法」を参照してください。

  • 待機状態のチャンクを通常状態のチャンクに変更する

    通常状態のチャンク内のデータは,上記2つの方法で出力できます。そのため,adbchgchunkstatusコマンドで,待機状態のチャンクを通常状態のチャンクに変更してください。詳細については,「11.5.12 チャンクの状態を変更する方法」を参照してください。