Hitachi

Hitachi Advanced Database システム構築・運用ガイド


6.12 システムログファイルの容量見積もり

ここでは,システムログファイルの容量の見積もり方法について説明します。

システムログファイルは,マスタログファイルおよびユーザログファイル群で構成されます。マスタログファイルは自動的に,ユーザログファイルはサーバ定義の指定値に従って,HADBサーバを開始したときにそれぞれ初期化容量分だけ,DBディレクトリ下($DBDIR/ADBSYS/ADBSLG)に作成されます。そのため,システムログファイルの容量を求める場合,マスタログファイルおよびユーザログファイルの容量をそれぞれ求める必要があります。

注※

クラウドストレージ機能のシステムディレクトリ対応オプションを有効にする場合,システムログファイルはDBディレクトリ下$DBDIR/ADBSYS/ADBSLGではなく,オブジェクトストレージに作成されます。

システムログの増加によって,システムログファイルの容量が初期化した容量を超えた場合,システムログファイルは自動的に拡張されます。システムログファイルが拡張すると更新性能への影響が大きいため,システムログファイルの容量見積もりを実施して,必要な初期化容量を指定してください。

システムログファイルの容量を求める計算式を次に示します。なお,システムログファイル中に余分な空き領域が発生することがあるため,ここで求めた容量の1.2倍以上の容量を準備してください。

計算式(単位:キロバイト)
システムログファイルの容量MSTLOGUSRLOG×user_file_numSYSLOG_CLOUD
変数の説明
  • MSTLOG

    マスタログファイルの容量(単位:キロバイト)

    6.12.1 マスタログファイルの容量の求め方」を参照して求めてください。

  • USRLOG

    ユーザログファイルの容量(単位:キロバイト)

    6.12.2 ユーザログファイルの容量の求め方」を参照して求めてください。

  • user_file_num

    ユーザログファイル数(単位:個)

    6.12.15 ユーザログファイル数の求め方」を参照して求めてください。

  • SYSLOG_CLOUD

    システムログファイルの管理部の容量(単位:キロバイト)

    次に示す計算式から求めてください。クラウドストレージ機能のシステムディレクトリ対応オプションが無効な場合は0を代入してください。

    計算式

    SYSLOG_CLOUDuser_file_num×64+64
〈この節の構成〉