Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


18.6.1 HADBサーバへの接続

HAモニタありのマルチノード構成の場合,APはエイリアスIPアドレスを使用して,プライマリノードのHADBサーバに接続するようにしてください。エイリアスIPアドレスの設定方法については,マニュアルHAモニタ Linux(R)(x86)編を参照してください。

HAモニタありのマルチノード構成のHADBサーバとAPの構成例を次の図に示します。

図18‒3 HAモニタありのマルチノード構成のHADBサーバとAPの構成例

[図データ]

[説明]

クライアント定義のadb_clt_rpc_srv_hostオペランドにエイリアスIPアドレス(上記の例の10.196.108.143)を指定します。

HAモニタなしのマルチノード構成の場合,APはプライマリノードのIPアドレスを使用して,マルチノード構成のHADBサーバに接続するようにしてください。HAモニタなしのマルチノード構成のHADBサーバとAPの構成例を次の図に示します。

図18‒4 HAモニタなしのマルチノード構成のHADBサーバとAPの構成例

[図データ]

[説明]

クライアント定義のadb_clt_rpc_srv_hostオペランドに,HADBクライアントとHADBサーバ間の通信で使用するプライマリノードのIPアドレス(上記の例の10.196.108.11)を指定します。