18.2.2 サーバ構成
「図18‒1 HAモニタありのマルチノード構成のシステム構成例(オンプレミス環境の場合)」で示す構成例の場合,4つのノード(hadb01,hadb02,hadb03,およびhadb04)から構成されています。プライマリノードはhadb01,セカンダリノードはhadb02およびhadb03,ワーカーノードはhadb04になります。
マルチノード機能を使用する場合,各ノードのサーバマシンの性能(CPU,メモリサイズなど)は同一である必要はありません。ただし,サーバマシンの性能が異なる場合,接続するノードによってSQL文の処理性能に差異が発生するおそれがあります。そのため,できる限り全ノードのサーバマシンの性能を同じにすることを推奨します。
また,HAモニタありのマルチノード構成の場合,HAモニタの系切り替え機能を使用します。系を切り替える際の共有ディスクのデータ保護方法には,次のどちらかを選択してください。推奨する方法は,系のリセットです。
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系のリセット
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共有ディスクのSCSIリザーブ
プライマリノードおよびセカンダリノードのサーバマシンに障害管理プロセサ(「図18‒1 HAモニタありのマルチノード構成のシステム構成例(オンプレミス環境の場合)」のSVP)がある場合は,推奨する系のリセットを使用してください。
系のリセット,障害管理プロセサ,共有ディスクのSCSIリザーブについては,マニュアルHAモニタ Linux(R)(x86)編の次の個所を参照してください。
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系のリセット:系のリセット
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障害管理プロセサ:必要なハードウェア
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共有ディスクのSCSIリザーブ:共有ディスクのSCSIリザーブ
- メモ
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ワーカーノードにはHAモニタをインストールしないため,ワーカーノードのHADBサーバは系切り替えの対象にはなりません。