16.16.1 メッセージログファイルの縮退状態を解除する方法
メッセージログファイルの縮退状態を解除する方法について説明します。メッセージログファイルの縮退状態については,「10.4.4 メッセージログファイルの縮退状態」を参照してください。
- メモ
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メッセージログファイルを格納しているディスクの空き容量が,「環境変数ADBMSGLOGSIZEの指定値(単位:メガバイト)×2」以上になったときにSQL文またはコマンドが実行されると,メッセージログファイルの縮退状態は自動的に解除されます。
- ■HADBサーバのメッセージログファイルの縮退状態を解除する方法
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対処手順を次に示します。
手順
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次のコマンドを実行して,メッセージログファイルを格納しているディスクの空き容量を確認してください。
df $ADBDIR/spool
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不要なファイルを削除するなどして,ディスクの空き容量を確保してください。次に示す以上の空き容量が必要になります。
環境変数ADBMSGLOGSIZEの指定値(単位:メガバイト)×2
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- ■HADBクライアントのメッセージログファイルの縮退状態を解除する方法
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対処手順を次に示します。
手順(Windows版のHADBクライアントの場合)
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コマンドプロンプトで次のコマンドを実行して,メッセージログファイルを格納しているドライブを確認してください。
echo %ADBCLTDIR%
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メッセージログファイルを格納しているドライブの空き容量を確認してください。
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不要なファイルを削除するなどして,ドライブの空き容量を確保してください。次に示す以上の空き容量が必要になります。
環境変数ADBMSGLOGSIZEの指定値(単位:メガバイト)×2
手順(Linux版のHADBクライアントの場合)
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次のコマンドを実行して,メッセージログファイルを格納しているディスクの空き容量を確認してください。
df $ADBCLTDIR/spool
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不要なファイルを削除するなどして,ディスクの空き容量を確保してください。次に示す以上の空き容量が必要になります。
環境変数ADBMSGLOGSIZEの指定値(単位:メガバイト)×2
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