16.12.3 バックグラウンドインポートで作成されたチャンク数を変更できないときの対処方法
バックグラウンドインポート機能を適用したadbimportコマンドの実行時に,KFAA51246-Eメッセージが出力された場合で,次のどちらの方法も実行できないときの対処方法を説明します。
■対処方法
最初に,「11.4.5 チャンク単位にデータをエクスポートする方法」を参照して,バックグラウンドインポートで格納したデータを出力してください。
そのあとで,次のどちらかの方法を実行してください。
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不要なチャンクを削除する
「11.4.6 チャンク単位にデータを削除する方法」を参照して,PURGE CHUNK文を実行してください。不要なチャンクを削除して,作成されたチャンク数が減ることで,バックグラウンドインポートを実行できます。
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作成モードでデータインポートする
adbimportコマンドに-dオプション(作成モード)を指定して,事前に出力したデータを再度インポートしてください。adbimportコマンドを作成モードで実行すると,表の既存データ(チャンク)がすべて削除されて,データがインポートされます。作成されたチャンク数が1つになるため,バックグラウンドインポートを実行できます。
adbimportコマンドについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスのadbimport(データのインポート)を参照してください。