16.4.3 クライアントディレクトリの回復
ディスクに対してトラブルが発生しクライアントディレクトリの回復が必要な場合,HADBクライアントを上書きインストールして,クライアントディレクトリを回復してください。
なお,クライアントディレクトリを回復する場合,次に示す条件を満たしていないと,トラブル発生前の状態に戻せません。
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クライアントディレクトリ下(Windows版の場合は%ADBCLTDIR%\conf,Linux版の場合は$ADBCLTDIR/conf)に格納されている定義ファイルのバックアップを取得している。
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クライアントディレクトリ下(Windows版の場合は%ADBCLTDIR%,Linux版の場合は$ADBCLTDIR)にユーザがファイルを作成している場合,そのファイルのバックアップを取得している。
- 回復手順
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HADBクライアントを回復する
HADBクライアントを上書きインストールして,クライアントディレクトリを回復してください。マニュアルHADB AP開発ガイドのHADBクライアントのインストールおよびアンインストールを参照してください。
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定義ファイルをバックアップから回復する
バックアップから,クライアントディレクトリ(Windows版の場合は%ADBCLTDIR%\conf,Linux版の場合は$ADBCLTDIR/conf)下に格納されている定義ファイルを格納し直してください。
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ユーザが作成したファイルをバックアップから回復する
クライアントディレクトリ下(Windows版の場合は%ADBCLTDIR%,Linux版の場合は$ADBCLTDIR)にユーザがファイルを作成していた場合,バックアップから,そのファイルを格納し直してください。
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